手探りの毎日だったけど、
ようやく検査員としての信頼を実感した。

第一工場 品質管理|後藤 悠真

ABOUT

入社3年目。品質管理部で製品の寸法や傷がないかなどをチェックする検査員をしている。また、最近では板金加工機のプログラミングの勉強も始めて、製造の最初と最後に携わっている。

少しの間違いも見逃さない
検査員としての信頼

品質管理部で出来上がった製品の寸法を見たり、溶接がちゃんとされてるかなどお客様の要望に合っているかを確認する検査員をしています。
検査は、製品が出荷される前最後の工程なので、出来上がった製品がキチンと図面通りの寸法、汚れや製品としてアウトなキズなどがないかをチェックする責任重大な仕事です。製品に間違いが発生した時に、キチンと発見して指摘することでこの製品を作った作業者方々のみならず、出荷先のお客様に不良品が行かず、検査員として信頼を得られることがやりがいです。

最初は手探りだった
でも、続けることで頼ってもらえた

入社して最初に任されたのが三次元測定機でした。
三次元測定機は、図面に書かれた数値とできあがった部品などの寸法の差異を測定するために用いられる機械です。入社する直前に導入されたばかりの機械だったのですが、驚いたことに使える人が誰もいなかったんです。「最初の任務は三次元測定機」と社長に言われていましたが、まさか一人で使うことになるとは思ってもいませんでした。品質管理部としての基礎的な仕事を覚えながら、三次元測定機もなんとか手探りで操作を覚えていきました。一見するとただボタンを押すだけで測れるように見えますが、測定後には出てきた測定値が正しいのか正しくないかを細かく検証していかなければいけません。見た目より難しい作業ですが2年経った現在では2台目も導入されて、どちらも操作からメンテナンスまで一通り使いこなせるようになりました。
最近では、技術開発部の人や他部署の人から部品の計測をお願いされることも増えてきました。お願いされたことに対してちゃんとした数値を出して結果を報告したときに、こうして仕事を任せてもらえる、自分を頼ってもらえるのは嬉しいなと感じます。これからたくさんの経験を積み検査する目を肥やして、私にお任せあれ!と自信を持って言えるようになりたいですね。

おもしろくて真面目
進むべき道がしっかりあるのが島田工業

ユーモアと真剣さが共存しているところが島田工業の好きなところです。
面接で初めて島田工業に来たときはとても緊張しながら社長室のドアを叩いたのですが、まずモダンな雰囲気の部屋で驚きました。面接の途中で梁の上のフィギュアを見つけたときには緊張も和らぎました。
そんな遊び心のある社長を筆頭に、ユーモアあふれる島田工業ですが「面白い」だけじゃないんです。
仕事に真剣に向き合う姿勢というのも頭一つ抜けているのではないかと思います。「ひとから生まれるものづくり。」という島田ブランドのコンセプトのもと、今期からは「心豊かでワクワクする、人と未来をもっと。」というパーパスが設定されました。島田工業では毎年、期初めに全社員が集まって経営方針説明会が開催されます。島田工業の現状把握とこれから歩むべき道を全員で確かめる機会があるんです。
このような目標・目的を全員で共有しているからこそ、皆で同じゴールを目指しておもしろく真剣にものづくりに取り組めているんだと思います。

どこにいても
愛のある優しさがある

島田工業の社員の皆さんは優しいです。
ここで言う「優しさ」は甘やかしてくれるという意味ではなく、叱るときはちゃんと叱ってくれる、愛のある厳しさをもって接してくれる優しさです。
最近、板金加工に使うNC(数値制御)加工機のプログラミングの勉強を始めました。品質管理部での検査というのは製品が出荷される前の最後の作業ですが、NC加工機のプログラミングは板金加工の最初の部分です。新しいことを覚えるのはどうしても時間がかかってしまいますが、製造の最初と最後に同時に携われるのはとても勉強になります。どちらの部署の先輩もちゃんと自分のためになることをどんどん教えてくれるので、安心して仕事に取り組めます。

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