2023.06.19

SDGsへの取り組み

島田工業ではSDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、
事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。

SDGs宣言

SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットにて、2030年までに持続可能な社会を実現する為の国際目標として採択されました。
私達はSDGsに賛同し、より良い社会と地球の未来を実現するために、自ら積極的に取り組んでいくことを約束します。

2023年8月1日 代表取締役社長 島田渉  


 

島田工業が取り組む事項

SDGsの17の目標と169のターゲットは互いにつながり関連し合っており、
持続可能な開発の三側面「経済」「社会」「環境」のバランスを保つものである。
参照:外務省「持続可能な開発のための2030アジェンダ」仮訳・前文(一部抜粋・解釈)

 

環境

企業活動において排出されるCO2の削減

  

1.自家消費型太陽光の導入
2.省エネ設備の導入
3.使用電気量の削減
4.設備メンテナンス(定期メンテの推進)
5.ごみ排出量の削減(産業は器物の削減、荷姿の検討)
6.通勤方法の変更(徒歩、自転車通勤の推進)

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
「全ての人々の、安全かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」

島田工業は産業用太陽光を中心に、自社ではおよそ6.6メガワットの太陽光発電設備を所有しております。

太陽光発電の全量売電事業から自家消費型事業への転換

 弊社の太陽光発電事業は2012年にスタートしてから産業用太陽光発電を主軸とし、多くの方々に環境にやさしい再生可能エネルギーを提供してまいりました。

そして今後は脱炭素社会へ向けて2022年より自家消費型事業へ転換し、
本社、第一工場、SLA事業所と設置をしており、今後も増設を予定しております。

本社・第一工場

SLA事業所

島田工業は、中小企業向けSBT(Science Based Targets)認定の温室効果ガス排出量を、2020年度比で2030年度までに総排出量の42%を削減する目標を設定し、2023年1月にSBTの認定を取得しました。
2050年には再生エネルギー100%の実現を目指しており、
脱炭素社会への取り組みを推進し、継続的な温室効果ガス排出量削減を実現して参ります。

社内で統一認識を

社員一同意識の統一を図り、不使用箇所の消灯、エアコンの設定温度管理などを徹底します。

  

 

 

社会

各企業とのパートナーシップ

  

1.同業他社との融合、連携による新規事業の創出
2.異業種との意見交換
3.地域イベントへの参加

9.産業と技術革新の基盤をつくろう
「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」

島田工業はお客様から受託する仕事を通じてインフラに深くかかわっています。
ひとつは一般揚水・干害用に使用される農業用自吸ポンプです。

ポンプは、主に液体の輸送や加圧を行うための機械です。
液体は自然には高い場所から低い場所にしか流れないため、ビルやマンションでは水道管から水を供給することができません。
また、灌漑や洪水対策のためには河川からの水の取り込みや排水も必要です。
さらに、私たちの生活において使用される電気やガソリン、プラスチックなどを生産するためには、高い圧力で液体を送る必要があります。
私たちは、人々が安全で充実した生活を送るために欠かせない製品の製造に貢献しています。


産業用自吸ポンプ製品詳細はこちら

他にも農薬散布の効率化を図った大型ドローンの製造や、強力な洗浄力を実現しながら安全かつ環境にも優しい、界面活性剤などの合成化学物質を含まない99.9%水成分のスーパーアルカリイオン水生成装置の製造・代理販売も行っております。

17.パートナーシップで目標を達成しよう
「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」

島田工業に設置してあるダイドードリンコ様の自動販売機はSDGs仕様になっています。
こちらは飲み物を購入するだけで代金の一部を寄付できる、募金型自動販売機です。
寄付金は途上国で活動するNGO団体や、個人が行う支援活動に充てられるそうです。
こういった小さな動きでも、いつか大きな実を結びますようにと願っております。

経済

作業環境の改善~DX化

  

1.働きやすい作業環境(通路の確保、食堂・休憩所の充実)
2.機械、設備の新規導入及び入れ替え(最新型、省エネ型の導入)
3.作業の自動化、システム化(受注システムの改善、経理業務のシステム化)
4.業務の電子化(ペーパーレス、タブレット化)
5.朝礼会議のオンラインミーティング化

8.働きがいも経済成長も
「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」

島田工業では、3つの離れた工場における朝礼をオンラインによって実施しております。
以前は本社へ集合し従来の対面式の朝礼を行っていましたが、オンラインへ切り替えたことで移動時間や交通費を削減することができます。

12.つくる責任 つかう責任
「持続可能な生産消費形態を確保する」

省エネ設備の導入、旧型設備の入れ替えを推進しています。
2023年6月にはファイバーレーザ複合機ACIES-2512T-AJを導入し、Co2レーザーと比べ、高速加工・ランニングコストを低減しました。また、材料のロスを縮小し、二酸化炭素の排出量を削減します。

人材育成~研修・教育・労働安全等

1.多能工の育成
2.専門技術の習得
3.製品、部品知識の習得
4.労働安全教育と法規制教育
5.ISO内部監査員の養成

4.質の高い教育をみんなに
「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」

・島田工業では、外国人技能実習生を多く受け入れております。
一期生 2015年2月9日入社 3名配属
二期生 2017年10月26日入社 4名配属
三期生 2019年2月21日入社 4名配属
四期生 2021年2月16日入社 3名配属
五期生 2022年9月21日入社 4名配属

・国家試験 板金技能検定の取得を推進しています。
「機械板金作業」

1級合格者 3名   2級合格者 14名
「数値制御タレットパンチプレス板金作業」
1級合格者 5名   2級合格者 3名

現在、ISOに関する学習活動を社内で積極的に推進しており、内部監査員の養成にも力を入れています。

「ISO内部品質監査員」ISO9001:2015  取得者 16名
「ISO内部環境監査員」ISO14001:2015   取得者 16名

ISOの重要性を理解し知識を身につけることで、製品やサービスの品質向上につながり、今後のビジネス展開や取引において競争力を高める一因となります。
また、ISOの規格は、リスク管理やコンプライアンスの重要性を考慮に入れているため、ISOの学習により組織内でのリスク管理体制の構築や、組織全体での社員同士の協力や連携が向上します。

最後に  ~Shimada Development Goals~

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